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訪問看護スタッフブログ

2020.10.26 |

「心不全の在宅管理」について社外講師を招いて勉強会を行いました。


社内勉強会_心不全の在宅管理

本日、第24回社内研修会「心不全の在宅管理」が行われました。

講師は医療法人ゆみの 理事長 弓野 大 先生にご講義頂きました。

弓野 大 先生は、当ステーションがいつも大変お世話になっています、ゆみのハートクリニック(HP:https://www.yumino-clinic.com/)の院長も務めております。

研修を通じて
①循環器疾患の病気
②心不全の在宅管理について
③心不全のエンドオブライフケアについて
を学ぶ事が出来ました。

 

私は講義の中での

心不全は在宅生活への適切な介入により再入院を予防できる」

個別性が重要で、訪問看護師がとても重要な役割を担う」

 

という言葉がすごく印象的でした。「訪問看護師としてプロ意識を持って訪問業務に取り組んでいきたい!!」と、より一層やる気が出ました。

 

エンドオブライフケアとは、病気や老いによって人生の終焉を迎える時期に提供される医療・看護・介護のことで、終末期医療に関する概念の一つです。わかりやすく言うといかに穏やかに人生の最期を迎えるか」。在宅医療で最も大事なことの一つですね。

 

講義の中で、訪問診療の先生が利用者さんの意思決定支援のために訪問看護師さんとよくコミュニケーションが取れていますか?」という質問を利用者さんにされると聞きました。

 

訪問看護師として、“もう1人の家族として”、より一層、利用者さんが自分の思いを打ち明けられるコミュニケーションや環境作りをしていかないといけないと改めて思いました。

 

以下は弓野先生の紹介になります。

心臓病をふくめた障害をもつ人々が安心して住み慣れたところで過ごせる社会づくりに貢献するため自院を開院、現在は東京と大阪にクリニックをもち、外来と在宅診療を行う。

社会活動として、全国の循環器クリニックのネットワークとなるJapan Cardiology Clinic Network事務局、地域の非循環器専門の医療・介護従事者のICTプラットフォームとなるHeart Care Station事務局を務めるなど、地域での循環器医療発展ために活動を行っている。

<略歴>
1998年3月 順天堂大学医学部 卒業
1998年4月 東京女子医科大学病院 内科臨床研修
2000年4月 東京女子医科大学病院 循環器内科臨床研修
2003年4月 虎の門病院 循環器内科
2006年9月 カナダ・トロント大学留学
2009年4月 東京女子医科大学病院 循環器内科
2012年9月 ゆみのハートクリニック 院長
2014年5月 医療法人社団ゆみの 理事長

<所属学会>
日本循環器学会   保険診療委員会 委員
脳卒中と循環器病克服5カ年計画ワーキンググループメンバー
日本心臓病学会   地域医療・実地医家活動委員会 委員, 国内交流委員会 委員

日本心不全学会   健保対策委員会 委員, 緩和ケア推進委員会 委員
 「高齢心不全患者の治療に関するステートメント」作成委員
 「急性慢性心不全診療ガイドライン かかりつけ医向けガイダンス」策定委員
日本在宅医療連合学会 評議員, 研究委員会 副委員長, 編集委員会 委員
日本人工臓器学会   評議員, 補助人工心臓治療関連学会協議会 DT部会委員

<教育>

東京女子医科大学病院循環器内科 非常勤講師
順天堂大学循環器内科 非常勤講師
東京医科大学循環器内科学分野 兼任講師
大阪大学 重症心不全・移植専攻医育成プログラム 招聘教員
香川大学医学部 循環器・腎臓・脳卒中内科学 非常勤講師
北里大学 認定看護師教育課程 慢性心不全看護 非常勤講師
聖路加国際大学 認定看護師教育課程訪問看護コース 講師
東京大学医学部 臨床指導医
愛媛大学医学部 循環器・呼吸器・腎高血圧内科学 非常勤講師

 

 

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