看護師1年目だけど辞めたい!時の対処法3選と辞めた時の最高の転職先5選

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看護師1年目だけど辞めたい!時の対処法3選と辞めた時の最高の転職先5選

看護師1年目、想像していた仕事と違う、思ったより激務で辛い、先輩が怖い…!といった理由で「看護師1年目だけどもう辞めたい!」と思っていませんか?

また、すでに1年目で病院を辞めることを決意したけど、今後を不安に感じていませんか?

そんなこと感じる必要はありません。

なぜなら、病院を1年で辞める看護師はおよそ6,000人もいるからです。

また、1年ほど病院を経験したからこそ看護師として、次のキャリア設計をしっかりと立てれるというものです。

なぜこんなことが言えるのか。それは、私が訪問看護ステーションで日本で唯一上場している企業で採用を担当しており、1年目で病院を辞めた方も訪問看護師として立派に活躍している姿を見ているからです。定期的に働きっぷり、評判を聞いていて、とても信頼が置ける看護師さんが多いからです。

この記事では、1年目の看護師が退職(転職)を踏みとどまるべき場合と退職(転職)すべき場合を解説します。

また、退職(転職)すべき場合に、今後の看護師キャリアを輝かせるためのおすすめ転職先5選をご紹介します。

ぜひ1度この記事に目を通していただき、次のキャリアにベストな選択をしていただけたら幸いです。

採用情報

1 病院を1年で辞める看護師は10人に1人

新卒看護師の離職率を病床数ごとに見ていくと、病院全体の7割を占める200床未満になるとおよそ10人に1人の看護師が1年目で辞めています。

病床規模別の看護職員離職率

回答病院数常勤看護職員新卒看護職員
99床以下93323.1%14.8%
100~199床127419.4%10.2%
200~299床48414.3%8.2%
300~399床38412.7%8.0%
400~499床22010.6%7.6%
500床以上27411.5%8.5%
平均値16.4%8.6%

※情報元:公益社団法人日本看護協会が実施した「2020年 病院看護実態調査」の調査結果

2022年は新たにおよそ6万人が看護師資格を取得したことを考えると、この内6,000人は1年以内に退職した計算になります。

1年目で辞める理由は様々ですが、1年目で病院を辞めて、当社に転職してきた看護師に話を聞くと、病院勤務特有の理由として、主に以下の3つが挙がりました。

学校と病院の実務とのギャップ

学校で学んだ看護実習の時は良いところしか見えておらず、困った時は優しい先輩がサポートしてくれたのに、実際働いてみると、サポートがない中1人で対応しなければならないことも多く、大きなプレッシャーを感じることが多かった。

学校だと1人の患者さんとずっと接していて楽しかったが、病院だと1年目の看護師ができることは少なく、また、患者さん一人一人と十分な時間を持てないことを知った。これを良しとして看護師を続けることが嫌になった。

夜勤により生活リズムが崩れた

学ぶことが多い看護師1年目から体力的にきつい夜勤も任され、自分なりの生活リズムの戻し方をしっかり掴む前に疲弊してしまった。

有給休暇を使用しにくい雰囲気で、夜勤を1年目の看護師に押し付ける先輩看護師がいて、断ることもできず辛かった。

家庭を持ってる先輩が多く、勤務開始2か月後の5月から夜勤を始めた。

真っ暗で静かじゃないと寝れない性格で、真っ暗ではない環境の中で話し声やモニターの音などが気になって眠れなかった。体調は崩さなかったが、夜勤明けはずっと寝て過ごしていた。寝て起きると物凄く虚無感を感じた。

厳しい縦社会

病院内には医師を頂点とする縦社会がまだ根強く残っているところが多く、先輩には逆らえず、いじめがあった。

学ぶ意欲が強くても仕事は見て盗んで覚えなさいという雰囲気があり、今の時代にはあわないと思ったし、居心地が悪かった。

先生によって、異なる接し方を求められ、こういう言い方はダメだと言われた。ビジネスマナーの本を買って勉強もしたが、病院内独自の接し方が求められ、馴染めなかった。

混合病棟で、脳外科の医師と整形外科の医師がそれぞれ違うことを言っていたが、脳外科の先生が言っていることに従うというルールがあった。一方で患者さんは整形外科の先生を信頼していて、気持ちは患者さんに寄り添いたかったが、病棟内のルールに従い、患者さんを説得しなければならなかった。

1年目でまだまだできることも少ない中で、先輩の目に届かないところにいると、「どこ行ってたのよ!」と怒られ、辛かった。

病院・病棟にもよりますが、看護師は失敗できない緊張感や、1年目で人生初めて遭遇する患者さんの死亡、自身の感染リスクなどストレスを抱え続ける仕事です。

それに加えて学生時代に思い描いていた病院とのギャップや実際に経験してわかる夜勤の辛さ、厳しい縦社会という環境がのしかかってきます。

以上から、病院で働くことに未来を見いだせず、1年目の途中で病院を辞める看護師は多くいます。


2 看護師1年目で退職(転職)すべきでない5つの理由

看護師1年目で辞める看護師は多いのが現状ですが、辞めたい!と思ってもぐっとこらえてほしい理由が5つあります。

2-1 技術・経験不足で同期より出遅れる

多くのことを吸収できる看護師1年目に退職してしまうと、1年目で本来身につけられる技術や経験を積めなくなり、同期の看護師より技術・経験面で大きく出遅れてしまいます。

なぜなら、看護師1年目は技術の吸収が早く、柔軟性を持って看護業務に励むことができ、看護師として大きく成長する時期だからです。

「技術や経験がないのに1年目ってそんなに大事な時期?」と思う方もいるかもしれません。しかし、技術や経験が無い状態だからこそ、周りから教えてもらえる機会が多く、自身の技術や知識の吸収が早い時期です。

さらに、1年目は成長性、将来性といったポテンシャルを秘めています。そのため、看護師1年目のこの何にも代えがたい時期に辞めてしまうことは、看護師としての技術・経験面から出遅れてしまうと言えます。

2-2 1年目の退職はその後のキャリアに影響する

看護師1年目で退職することは、次の転職時に「すぐ辞めるのではないか」という誤解を招くだけでなく、次の転職先の選択肢が狭まるといったリスクがあります。

例えば、看護師へ転職あっせんを行う人材紹介会社の中には、紹介先の病院や施設に「経験1年未満で辞めた看護師は採用していますか?」と確認することがあります。実際に当社も何度も確認されています。

理由は、経験3年以上を求めるところが多く、1年目は入職後に教育が必要であったり、即戦力にならなかったり、忍耐力が無いと誤解を受けたり…といった理由でそもそも応募条件を満たさず、応募自体を断られるケースがあるためです。

また、看護師経験1年未満で転職をした方の中には「紹介会社から紹介される求人の選択肢は狭まるのでそこから自分に合うところを選ぶしかない」という声も聞かれます。

今後、理想の条件が整った転職先を見つけ、心からここで働きたい!と思う職場に巡り会えたときに経歴が足を引っ張る…というリスクをなくす意味でも、看護師1年目の退職は控えておくのがおすすめです。

2-3 社会的信用が下がる可能性がある

在籍期間が短いと一定の収入を確保できない人物とみなされてしまうことで、社会的信用が下がってしまうことは、意外に知られていません。

誰しも転職することが当たり前の時代になってきているとはいえ、在籍期間が短いことでクレジットカードを作れない、ローンを組めないといった自体も想定されます。

社会的信用という言葉にピンとこない場合は、クレジットカードの申込みを思い出してみましょう。

多くのカード会社は勤務先や勤続年数、年収などを記入する欄を設けており、こうした情報で支払能力があるかどうかを審査しています。「どんな職場に何年勤めていたのか」が、時に社会に対して自分を示すステータスになり得ることを覚えておきたいところです。

2-4 辞めグセがついて転職を繰り返しがちになる

1年目の看護師が辞めるべきでない理由として重要なのが、辞めグセがついてしまうから、ということです。

退職を考える理由は人それぞれですが、人間関係や働き方などに課題が見つかったときに「辞める」という選択肢しか頭に浮かんでこない場合、今後どの職場に行ってもすぐ辞める“辞めグセ”のついた看護師になってしまいます。

何が原因であれ、嫌なこと、困っていることを自ら解決するスキルを養っておかないと、逃げの転職を繰り返すはめになってしまいます。

2-5 夜勤なしを求めて転職すると50万円ほどの年収ダウンとなる可能性が高くなる

「夜勤」という働き方が体力的についていけないと感じる新人看護師もいます。もちろん、看護師として夜勤のない仕事もありますが、看護師として働いていくなら、夜勤がない=年収ダウンの可能性が高い、ということも事前に知っておきたいところです。

理由は、夜勤手当がつかなくなるため年収が下がる、という至極当然のことなのですが、夜勤手当は年間だいたい50万円ほど支給されています。

夜勤が嫌で辞めた看護師の中にはこの金額を把握できていない看護師もいます。そのため、夜勤手当がついていたときの年収を基軸に職を探し、なかなか希望を満たす仕事を探せず転職活動が長期化、希望年収を下げられず、結果的に渋々夜勤のある病院へ戻っていく方もいます。

退職後の転職活動は、生活費のほか交通費や履歴書の写真撮影、スーツ代など、長期化すると小さな出費がかさみます。夜勤が嫌で辞めたいと思っても、貯金を蓄える意味で今はぐっと堪えるのがおすすめ。

では、1年目でも退職を考えたほうがよいのはどんな時なのでしょうか。


3 「看護師1年目だけど辞めたい!」と思った場合の原因別対処法

看護師1年目。まだ辞めないほうがいいと分かっていても毎日辞めたい、辞める方法ばかり考えてしまう時があるかもしれません。看護師1年目によくある辞めたくなる原因別で、辞めたい思いを回避する方法をお伝えしていきます!

3-1 理想と現実のギャップ…看護師に向いてなくて辞めたい時

配属され半年ほどは、これまで実習で経験し、理想としていた看護業務とかけ離れた病院の実態とのギャップで思いつめてしまう時期。仕事のことは周囲の人に相談してみましょう。

3-1-1 家族、プリセプター、先輩看護師に相談する

自分は看護師に向いていないかも、仕事が時間内に終わらない…といった悩みがあれば、家族やプリセプターに話してみましょう。

急性期病棟の新卒看護師を対象とした調査では、新卒看護師の多くは技術に関することのほか、仕事の進め方や働き方のことをプリセプターや先輩看護師に相談することで、仕事を続ける上で効果的なサポートしてもらったと感じているといいます。

一人で悩んでしまう前に、周りを頼ることで看護師を続ける前向きな気持ちになることも大切です。

仕事を継続する上で困難と感じたことに対して新卒看護師が最も効果的に支援してもらったと思う人(支援者)の表
(参照:赤塚あさ子「急性期病院における新卒看護師の職職場適応に関する研究ー勤務継続を困難にする要因を中心にー」

3-2 やりたい看護が分からず辞めたい時

仕事の流れも把握できるようになり、できることが増えてきたと感じる一方、夜勤が始まって生活スタイルが変わることで、自分がやりたいことを見失ってしまうことがあるかもしれません。そんなときこそ、この2つを実行してみましょう。

3-2-1 尊敬する先輩看護師を見つける

「私がやりたかった看護ってなんだったっけ…」と先行きが不安になることがあるかもしれません。そんなときこそ、尊敬できる先輩看護師を見つけ、その人の仕事の仕方を意識して見るようにしましょう。

なぜなら、先輩看護師と患者さんと関わっている場面を見ることは、看護師としての仕事のやりがいや看護ができる喜びを発見できるチャンスとなるからです。

例えば、新人看護師が患者さんとのコミュニケーションで悩んでいた時に、先輩と患者さんとの話のやり取りをそばで聞いていて「自分も同じようなことを聞かれて困ったことがあったけど、今度から先輩のように話してみようかなと思えた」というエピソードがあります。自分ができないことをやってのける先輩看護師を間近に見ることが成長へのステップであり、悩みを解決する一助となります。

「周りは怖くて尊敬できる先輩なんていない…」と心で思うことがあっても、少なくとも今の職場にいる先輩看護師は、あなたより看護師経験が長く、今のあなたの状態も克服しているからこそその場にいます。先輩看護師がどんなときに患者さんから感謝され、スキルを発揮しているのかを見ることで、自分のモデルとなり、看護師という仕事の喜びを感じられるようになるはずです。

3-2-2 一時は仕事を忘れることができるほどの仕事以外のやりがいを見つける

どうしても看護師としての仕事に前向きになれないときは、仕事以外でやりがいや楽しみを見つけることもおすすめ。

看護師というシフト制が主な働き方だからこそ、一般的な休みとは外れた時期に休みを取って旅行に出かけたり、平日休みに買い物を満喫したりするのもプライベートの楽しみ方のひとつ。

旅行が趣味という看護師さんの中には「とにかく夜勤を入れて貯金をし、3ヶ月後くらいに連休を取りやすくなるように、シフト交代のお願いも積極的に代わってあげたりする」ような人もいるんだとか。

仕事以外で自分がやりがいをもち、楽しいと思えることを見つけ、オンとオフのメリハリをつけた生活スタイルを確立させやすいのも、安定した収入を得やすい看護師ならではの働き方です。

3-3 仕事量・人間関係全部キツすぎ!疲れきって辞めたい時

仕事も慣れ、看護師として働くことへのやりがいが明確にあっても、夜勤や厳しい人間関係で心身ともにすっかり疲れ切ってしまうことがあります。そんな時こそアクションを起こす力と勇気を振り絞ってみましょう!

3-3-1 プリセプターへ働き方や業務量調整の相談をする

仕事量は増え続け、勉強会参加などで自分の時間がどんどん失われていく…そんな時は躊躇せずプリセプターに相談をしてみましょう。

もともと人手不足な業界ですが、周囲から信頼・期待されているがゆえに仕事量が増えてしまっている場合もあります。

相談する際は「ただ仕事やりたくないだけ」と思われないよう、自分なりの仕事の優先順位の付け方、周りから協力を得られないかどうか、といった自分がこなせる仕事量の提案を交えて話せるよう、整理をしておきましょう。

3-3-2 最終手段!配置転換で人間関係を一掃する

患者さんとの関わり合いにも喜びを感じ、看護師の仕事は嫌いじゃないのに人間関係のギクシャクがあって辞めたい…と思うときは、辞めずに人間関係を変える、配置転換(病棟や関連施設への異動)を打診をしてみるのも手です。

プリセプターや先輩看護師との関係が芳しくなく、相談できる相手が周囲にいないといった場合は、人事部に相談できるか聞いてみてもいいでしょう。

しかし、人間関係の悩みはどこに行ってもつきもの。周囲の人間関係を清算するのは手っ取り早いですが、苦手な人とも付き合う対人スキルも身に着けておきたいです。


4 それでも退職(転職)すべき場合

退職しないほうがよい理由を見てきましたが、実はすぐにでも退職を検討したほうがよい状況もあります

4-1 うつや不眠など健康障害の発症

うつ状態や不眠が続いているといった健康障害の恐れがあり、療養が必要となるようなストレスを抱えている場合は、休職や退職を検討してもよいでしょう。

体調を崩して働けなくなってしまっては本末転倒です。まずは自分の身体を大切にしてください。

4-2 労働基準法に違反するような事態

医療機関において給与や残業代の未払い、雇用契約と異なる業務内容をさせられているといった、労働基準法に違反するような事態が横行している場合は退職を検討することをおすすめします。

近年、医師の働き方が注目され、医療機関は労務管理・労働時間短縮の取り組みが求められています。しかしながら、その実態は勤務を開始して見ないと見えないことも多く、改善の兆しが見えず法令違反が横行し、そこで長く勤めることが自分の人生に悪影響を及ぼし、自身にとってマイナスとなるような場合は、思い切って退職の決断も必要です。


5 辞めたとしても第二新卒として積極採用する病院や企業が多い

1年目では病院を辞めないことをおすすめしましたが、メリットもあります

1年目で退職したということは、逆に言うと病院の独自ルールに染まっておらず、また、余計な知識がまだついておらず、とても育てやすい存在というふうに病院や企業にうつります。そのため、第二新卒の看護師として積極的に採用している病院や企業が多くあります。

特に創業してまだ若いベンチャー企業のような場合、病院の文化に染まっていない人が良いという企業が多いです。

そういう企業は手厚いOJTや、キャリアアッププランを用意していて、積極的に説明してくれます。

転職は募集する側と応募する側のタイミングもありますので、ネガティブにみられることがあっても、転職活動を諦めず、次に進みたい目標に向かって継続的に活動することを心がけましょう。

また、給料を維持またはアップしてして環境を変えるチャンスでもあります。 

リクルートが行った大規模調査によると、20代前半で転職した看護師の6割は「収入に変化は無かった」、または、「収入が上がった」と回答しています。


6 1年目で病院を辞めた看護師にオススメする転職先5選

1年目で病院を辞めた看護師にオススメする転職先は以下の5つです。

1年目のおすすめ転職先5選
・総合病院
・大学病院
・訪問看護
・クリニック
・美容クリニック

それぞれ順にみていきましょう。

6-1 基礎からやり直すなら総合病院

【メリット】総合病院

総合病院では、その名の通り総合的に様々な病棟を学ぶチャンスがあります。

大学病院のように研修医がたくさんいるわけではないので、採血や点滴、簡単な処置は看護師が行うことが多いです。看護技術を基礎から学び直したい方におすすめです。

また、規模が大きく、福利厚生や給料の面でも他と比較した時に好待遇といえるでしょう。

【デメリット】総合病院
規模が大きく、縦社会が強い傾向にあるため、自分の希望する病棟に入れないこともあります。

6-2 最先端医療を学びたいなら大学病院

【メリット】大学病院

大学病院では最先端の医療が行われています。最先端の医療を実際に目にすることや、看護師として関わることで最先端医療の経験を積むことができます。

勉強会も多く、看護師としてのキャリアを築きたいという方におすすめです。

また、規模が大きく、福利厚生や給料の面でも他と比較した時に好待遇といえるでしょう。

【デメリット】大学病院
研修医が多く、採血や点滴など、本来看護師が行う仕事の経験が積めないことがあります。

6-3 患者さんに寄り添った看護をしたいなら訪問看護

【メリット】訪問看護

訪問看護は患者さんに寄り添った看護ができるため、一人一人の患者さんと十分な時間をもって看護をしたいという方や、地域医療に興味がある方にはおすすめです。

地域医療は国の施策もあり今後増える見込みで、広く普及していくであろう訪問看護を今のうちから学ぶことができます。

また、総合病院や大学病院の給料から夜勤手当を除いた金額並みの給料は期待できるため、比較的年収が高いといえます。

【デメリット】訪問看護
訪問看護は電動付自転車や自動車を使って移動しながら看護を行います。多い日には1日で5kmから10kmほど自転車を運転することもあり、体力的に厳しいと感じることがあります。

6-4 私生活を優先したいならクリニック

【メリット】クリニック

クリニックは日勤のみで、毎週固定で日曜日が休みです。

また、病棟と違い、基本的には外来業務なので、患者さんの急変の対応等はほとんどなく、精神的な負担がとても軽いです。また、業務範囲が限定されることが多いため、求められる手技や、覚えておくべき看護知識も少ないです。

これから共働きで家事や育児をしなくてはいけないという方におすすめです。

【デメリット】クリニック
クリニックの勤務は給料が低く、小規模での運営が多いため、変えがきかない存在になりがちです。そのため、急なお休みは取りにくい傾向にあります。

6-5 美容に興味があるなら美容クリニック

【メリット】美容クリニック

美容クリニックは美容に特化したクリニックです。美容クリニックの機材や手術の方法は、病棟とは異なるものも多く、基本的に健康な方をみるため、疾患の知識が乏しくても大丈夫です。

また、美容のためのクリニックですので、比較的若い看護師を採用している傾向にあり、病院ほどの人間関係の問題は起こりにくい環境といえます。

美容に興味のある方にはおすすめです。

【デメリット】美容クリニック
疾患を見ないので、病院には戻りにくくなります。

7 まとめ:看護師1年目で辞めてもOK!明るい未来が広がってます!

看護師の仕事は、一般的な仕事と比べて、人の命に関わる仕事はやりがいも大きい分、責任やプレッシャーも大きいもの。しかしそうした過酷な医療現場で働き続けられるメンタリティを持てるのは何にも代えがたい経験です。

看護師1年目の病院勤務で辞めたいなと悩んでいる方、実際辞めた方、どちらも看護師人生はまだまだこれからです。

国家試験を突破して手にした看護師資格の可能性は無限に広がっています。

今回の記事を参考に、今自分は辞めるべきか、踏みとどまるべきかを判断して頂き、辞めた場合でも厳選した転職先5選を参考に、次のキャリアを明るいものにしてください!

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