2018.07.22 |
こんにちは!
訪問看護ステーション リカバリーです。
リカバリーで働くスタッフのことを知ってもらうべく始めたスタッフ紹介。
第3回目は理学療法士の奥村さんです!
在学中の臨床実習で訪問看護に同行する機会がありました。その時に疾患や障害を持った方の実際の生活に触れ、病院では学ぶことのできなかった在宅でのリハビリの重要性を感じ興味を持つようになりました。
卒業後は、知識や技術を身につけねばと思い整形外科のクリニックに勤務していました。しかし時間が経つにつれ訪問リハビリに関わりたいという気持ちが強くなり悩む日々が続いていました。そんな時、先輩からリカバリーの話を聞き「利用者様を第一に」という姿勢に共感しここで働きたいと思いました。
はじめは期待よりも「やっていくことができるのか」という不安が大きかったのですが、親切丁寧に指導してくれる先輩やスタッフ間で助け合う姿を見て徐々に不安が消え期待ややりがいを感じるようになりました。
転倒からの大腿骨骨折により人工骨頭置換術を施行し、リハビリ病院を経て在宅に復帰された方を担当させていただきました。
介入当初は歩行時にふらつきがあり外出時には見守りが必要だったのですが、リハビリに積極的で2ヶ月ほどで1人での外出ができるようになりました。しかしその1ヶ月後に近所を散歩中転倒され、骨折こそなかったものの怪我により1ヶ月ほど自宅での安静を強いられました。「また外で歩けるようになるのか」という不安を漏らしつつも積極的にリハビリを行い転倒から3ヶ月ほどで外出ができるようになりました。その時に「奥村さんを信じてリハビリを続けていてよかった。本当にありがとう。」と感謝のお言葉を頂き、訪問に関わってよかったと思った瞬間でした。
訪問を行っていると「本当にこれが利用者様にとっていいのか」と疑問や不安を感じることがあり試行錯誤の日々ですが、今ではそれらがやりがいになっています。