看護師資格が生かせる「ケアマネージャー」とは?仕事内容やなる方法など徹底解説
看護師として働いている人の中には、別の職種へのキャリアチェンジを考えている人もいるでしょう。
看護師にはさまざまなキャリアパスの選択肢がありますが、高齢化が進む現代においては、介護業界において重要な役割を果たす「ケアマネージャー(介護支援専門員)」も有力な選択肢と言えます。
高齢化により、ケアマネージャーという仕事自体が需要の高い職業となっていますが、看護師資格をもつケアマネージャーは、看護や医療に関する知識・スキルがあるため特に需要が高く、大いに重宝されるでしょう。
当記事では、ケアマネージャーについて、仕事の内容やなるために必要な資格と取得までの流れを解説します。ケアマネージャーの主な就職先や待遇、看護師からケアマネージャーにキャリアチェンジする場合のメリットとその後のキャリアパスも併せて確認し、向き不向きも考慮しながらケアマネージャーへのキャリアチェンジを考えてみましょう。
目次
1.ケアマネージャーとは?
ケアマネージャーは、介護を必要とする人に適切な介護サービスを提供するために欠かせない存在です。「介護に関する仕事」というと、介護施設などで利用者に介護サービスを提供する仕事(いわゆる介護職)をイメージする人も多いと思われますが、ケアマネージャーは介護の現場で介護ケアを担う職業とは異なる職種であることに留意しましょう。
ケアマネージャー(正式名称:「介護支援専門員」)とは、介護の大まかな指針や施設の利用計画を策定するなど、介護を必要とする人やその家族と、介護保険サービスとをつなぐ役割を担う職業を指します。2000年にスタートした介護保険制度とともに新設された資格職であり、高齢化が進む現代社会においては、幅広い活躍が期待できる職業でもあります。
なお、「ケアマネージャー」は、書籍や文書、インターネット上での記事などでは、「ケアマネージャー」と表記されることもあります。書き言葉としては「ケアマネージャー」が正しいとされていますが、ケアマネージャーに関することを知りたいときには、「ケアマネージャー」の表記でも調べてみることをおすすめします。
1-1.ケアマネージャーの押さえるべき2つの仕事内容
ケアマネージャーの仕事内容は、主に次の2つに大きく分けることができます。
■ケアマネージャーの主な仕事内容
・要介護認定の申請や調査 ・ケアプランの作成や事業者との調整 |
ケアマネージャーの仕事内容は、後述する「施設ケアマネージャー」「居宅ケアマネージャー」のどちらの形態で働くか、施設ケアマネージャーの場合はどのような施設に就業するかによっても異なりますが、基本的には上記の2つの仕事を主に担うことになるでしょう。ここでは、ケアマネージャーとして重要な業務である「要介護認定の申請や調査」「ケアプランの作成や事業者との調整」について、仕事の概要を解説します。
1-1-1.要介護認定の申請や調査
ケアマネージャーが担う主な業務の1つとして、要支援認定・要介護認定の申請を行うことが挙げられます。
介護を必要とする人が介護保険サービスを利用するためには、まず「要支援」や「要介護」といった認定を受ける必要があります。要支援・要介護の認定を受けるためには、認定してもらうための調査を実施してもらうよう申請手続きを行わなければなりません。
基本的には、介護保険サービスを利用する本人またはその家族が、自治体の窓口などで申請手続きを行う必要がありますが、「独居である」「利用者家族にも介護が必要」などの事情で手続きが困難である場合は、ケアマネージャーが申請手続きを代行することがあります。
要支援・要介護の認定申請を自治体が受理すると、利用者の精神面・身体面の状態や日常生活の状況などを把握するための調査が始まります。この調査を中心に、利用者を取り巻く環境や情報を総合的に判断した上で要支援・要介護の認定を行うこととなりますが、ケアマネージャーはこの訪問調査を自治体から委託されて実施することも少なくありません。
1-1-2.具体的なケアプランの作成及び事業者との調整フロー
ケアプランとは、利用者の要支援度・要介護度や生活環境・家庭の状況などを総合的に判断した上で、利用者一人ひとりに適した介護保険サービスを提供するためにケアマネージャーが作成する「介護サービス計画書」です。ケアプランは、次のような流れで作成することが一般的です。
(1)事前のヒアリング 利用者やその家族から、困っていることや希望を聞き取る。 |
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(2)アセスメント 利用者宅などに訪問し、利用者自身やその周辺の情報を収集し、分析する。 |
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(3)原案作成 アセスメントの分析結果をもとに、ケアプランの原案を作成する。 |
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(4)担当者会議 利用者やその家族、ケアマネージャー、主治医、介護サービスを提供する事業者の担当者などと会議を開き、ケアプランの原案について検討する。 |
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(5)ケアプランの修正・同意 ケアプランの原案を修正し、再度会議にかける。ケアプランの内容が確定したら、利用者やその家族から同意を得る。 |
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(6)ケアプラン交付・提供開始 ケアプランが利用者やその家族、サービスを提供する事業者に交付され、サービス提供がスタートする。 |
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(7)評価・修正 「ケアプランに基づいたサービスが提供されているか」「目標が達成できているか」などを定期的に評価し、ケアプランの見直しが必要な場合は再度「(2)アセスメント」からの流れを繰り返す。 |
ケアマネージャーは、ケアプラン作成時以外にも、サービス提供事業者や行政機関とやり取りし、適切な介護保険サービスが受けられるよう調整しています。他にも、利用者やその家族からの相談も適宜受けており、利用者が安心して介護保険サービスにつながれるようサポートを行っています。
1-2.施設ケアマネと居宅ケアマネの働き方の違い
ケアマネージャーの形態は「施設ケアマネージャー(施設ケアマネ)」と居宅ケアマネージャー(居宅ケアマネ)」の2種類に大別できます。ケアマネージャーの働き方は、施設ケアマネと居宅ケアマネとで大きく異なります。勤務場所や仕事内容の詳細が異なることはもちろん、担当件数も大幅に違ってくることに留意しましょう。
ここでは、施設ケアマネージャーと居宅ケアマネージャーについて、それぞれの主な勤務先や仕事内容、仕事の流れなどを解説します。それぞれの違いも併せて確認し、自分に適した働き方を見極めましょう。
1-2-1.施設ケアマネージャー
施設ケアマネージャー(施設ケアマネ)とは、特別養護老人ホームや介護老人保健施設といった介護施設に勤務しており、入居者や施設利用者のケアプラン作成に携わるケアマネージャーを指します。居宅ケアマネージャー(居宅ケアマネ)と比べると担当件数が多く、施設の規模や所属しているケアマネージャーの人数にもよるものの、最大で100件前後を受け持つケースもあることに留意しましょう。介護士などと一緒に介護業務を行う場合も少なくありません。
ケアプランを作成し、場合によってはケアプランの修正を行うなどの流れは居宅ケアマネと共通していますが、サービス提供事業者が決定されていることが多いために事業者の選定がほとんどないことや、担当者会議を施設内の職員でできる場合が多いという違いもあります。
また、居宅ケアマネは利用者の都合によって自身のスケジュールが左右されることも少なくありませんが、施設ケアマネの場合は施設の1日の流れがある程度定まっているため、スケジュール管理の手間を軽減できるという特徴もあります。
1-2-2.居宅ケアマネージャー
居宅ケアマネージャー(居宅ケアマネ)は、主に「居宅介護支援事務所」に所属し、在宅で介護保険サービスなどを受ける人・受けている人をサポートするケアマネージャーのことです。
施設ケアマネージャー(施設ケアマネ)が施設内の利用者を対象としてケアプランを作成するのに対し、居宅ケアマネは今後在宅で介護サービスの利用を開始したい人や、現在在宅での介護サービスを利用している人などを対象として、ケアプランの作成・修正、サービス事業者や行政機関との調整などの業務を行います。
居宅ケアマネは、利用者の生活環境に応じたケアプランを作成する必要があり、利用者の都合などでスケジュールが左右されることも少なくありません。一方で、担当件数は最大で35件程度と施設ケアマネよりも少ない傾向があります。
2.看護師からケアマネージャーになるために必要な資格
ケアマネージャーとして働くためには、「介護支援専門員証」の交付を受けてケアマネージャーとして働く資格を得る必要があります。そのためには「介護支援専門員実務者研修受講試験」を受験して合格した後、「介護支援専門員実務者研修」を受講しなければなりません。なお、介護支援専門員実務者研修受講試験を受けるためには、一定の条件を満たす必要があるなど、誰もが簡単にチャレンジできるものではないことに注意しましょう。
ここでは、看護師からケアマネージャーを目指す際の流れを簡単に解説します。介護支援専門員証の交付を受けるまでの流れをステップ別に確認し、それぞれのステップでのポイントを押さえておきましょう。
2-1.介護支援専門員実務者研修受講試験の受験資格
介護支援専門員実務者研修受講試験を受けるためには、次のような条件のうちいずれかを満たす必要があります。
■介護支援専門員実務者研修受講試験の受験資格
・医療に関わる国家資格を取得している (例)看護師、助産師、保健師、准看護師、医師、歯科医師、薬剤師、管理栄養士など ・生活相談員 ・支援相談員 ・相談支援専門員 ・主任相談支援員 |
看護師や准看護師は介護支援専門員実務者研修受講試験の受験要件に該当しますが、免許や資格を取得しているだけでは受験することができません。看護師や准看護師の場合でも、生活相談員や支援相談員などの場合でも、「5年以上900日以上の勤務経験」という実績が必要となることに注意しましょう。
2-2.介護支援専門員証を取得するまでの流れ
介護支援専門員証を取得するためには、介護支援専門員実務者研修受講試験に合格した上で、介護支援専門員実務者研修を受講する必要があります。ここでは、介護支援専門員実務者研修受講試験の受験から介護支援専門員証の交付を受けるまでの流れについて、詳しく確認しましょう。
2-2-1.介護支援専門員実務者研修受講試験を受ける
介護支援専門員実務者研修受講試験の受験要件を満たしているか確認した上で、現在受験要件を満たす職業に就いている場合は勤務地のある都道府県、受験要件を満たす業務に従事していない場合は住所地のある都道府県に受験申し込みを行いましょう。
介護支援専門員実務者研修受講試験は、5つの選択肢から適切なものを2つまたは3つ選択する「五肢複択方式」となっており、解答はマークシート方式が採用されています。「介護支援分野(25問)」「保健医療福祉サービス分野(35問)」からなる計60問を120分で解答する必要があることに留意しましょう。合格基準は正答率70%をベースに、難易度による調整が行われますが、合格率は20%程度と決して簡単な試験ではありません。十分な対策が必要となるでしょう。(参照:第24回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について)
2-2-2.介護支援専門員実務者研修を受ける
介護支援専門員実務者研修受講試験に合格すると、介護支援専門員実務者研修を受けられるようになります。研修は87時間以上の講義や演習(前期課程:49時間、後期課程:38時間)、3日間からの実習で構成されており、すべての課程を修了する必要があることに注意しましょう。
2-2-3.介護支援専門員資格登録簿への登録を申請
介護支援専門員実務者研修の修了後に発行される「研修修了証明書」を、各都道府県の担当窓口に提示し、介護支援専門員資格登録簿への登録申請を行いましょう。登録が完了すれば「介護支援専門員証」が交付され、ケアマネージャーとして勤務することができるようになります。
2-3.介護支援専門員証の有効期限に注意!
ケアマネージャー(介護支援専門員)の資格は、5年ごとの更新制となっています。更新するためには実務経験に応じた時間数の更新研修を受ける必要があるため、有効期間の満了日までに受講を修了するようにしましょう。
受講の申し込みや修了が介護支援専門員証の有効期間の満了日を過ぎてしまうと、更新の申請ができません。「再研修」を受講し、新たに交付申請を行うなど手間と時間がかかるため、スケジュールに余裕をもって更新研修を受けられるよう計画することが大切です。
介護支援専門員証の有効期間は5年間で、有効期間の満了日までに特定の研修を修了し更新する必要があること、有効期間を過ぎてからでは更新の申請ができず、「再研修」を受講のうえ新たに交付申請しなければならないことなどを解説してください。(参照:介護支援専門員証の更新手続きについて)
3.ケアマネージャーに向いている人・向いていない人
ケアマネージャーは介護業界に欠かせない役割を果たす職種ですが、資格取得を目指す上で「自分に合っているかどうか」が気になる人も多いでしょう。ここでは、ケアマネージャーに向いている人・あまり向いているとは言えない人の特徴をそれぞれ紹介します。
■ケアマネージャーに向いているタイプ
・コミュニケーション能力が高く、聞き上手である ケアマネージャーの仕事では、介護を必要とする人やその家族、介護サービスの提供に関わる職種の人たちの話をしっかりと聞き、それぞれが思っていることを丁寧に読み取ることが重要になります。 ・マルチタスクができる ケアマネージャーが担当する件数は働き方や施設によっても異なりますが、一度に複数の人を担当することは珍しくありません。「介護を必要とする人の話を聞く」「ケアプランを作成する」「介護サービスを提供する事業者と会議を行う」などの複数の業務を同時にこなせる人でなければ、ケアマネージャーの仕事は務まらないでしょう。 ・予定管理ができる ケアマネージャーの主な業務として、「ケアプランを計画して提案すること」が挙げられます。計画性があり予定管理が適切にできる人は、ケアプランの作成や修正などにも対応できるでしょう。 |
■ケアマネージャーにあまり向いていないタイプ
・自分の意見を押し付ける ケアプランを作成する際には、介護を必要とする人やその家族、介護サービスを提供する事業者や行政など、さまざまな立場の人とコミュニケーションをとりながら進めていく必要があります。立場が違えば「求めること」「最適だと思われること」も異なるため、自分の意見を押し付けず、相手の話や意見を丁寧に受け止めた上でケアプランに生かすことが大切です。 ・デスクワークや内部調整などの業務が苦手な人 ケアマネージャーは訪問相談や会議への出席なども行いますが、書類作成業務も多いため、デスクワークが苦手な人には向いていない可能性があります。また、施設内の職員や介護サービスの提供事業者、行政などと会議を行う場合は調整業務を行う必要があるため、こまめなやり取りや管理が苦手な人も注意が必要です。 |
4.ケアマネージャーの就職先
ケアマネージャーが活躍できる場所は多数存在します。施設ケアマネージャーであれば、特別養護老人ホームや介護老人保健施設、介護老人福祉施設、グループホームなどが挙げられるでしょう。居宅ケアマネージャーの場合、居宅介護支援事業所が主な勤務先となります。
4-1.ケアマネージャーとして病院や医療機関でも働くことができる
ケアマネージャーの多くは介護施設や居宅介護支援事業所で活躍していますが、病院などの医療機関でもケアマネージャーは必要とされています。
医療機関に勤務するケアマネージャーは、主に医療機関が運営するケアセンターでの要介護者・要支援者のケアプラン作成や各所との調整、相談などの業務を行います。医療機関の看護師として活躍してきた人であれば、ケアプランへの医療系サービスの組み込みや、医療機関との連携などで看護師としての経験や知識を生かすことができるでしょう。
4-2.普通自動車運転免許必須の場合も
勤務先や勤務するエリアによっては、普通自動車運転免許が必須となる場合があることに留意しましょう。特に訪問業務がある場合には、求人票などに明記されているケースがほとんどです。必須条件とはされていなくても、ケアマネージャーとして働く上では普通自動車運転免許を取得していたほうが、業務をスムーズに進められると考えられます。
5.ケアマネージャーの平均年収は399万円
ケアマネージャーの収入は看護師よりもやや低く、一般の介護職員より高い水準であると言われています。2020年度の厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、ケアマネージャーの平均月収・平均年収は以下の通りです。
■ケアマネージャーの平均収入(男女別)
| 平均月収 | 平均年収(賞与を含む)※ |
男性 | 約29.5万円 | 約434万円 |
女性 | 約26.8万円 | 約386万円 |
男女合計 | 約27.6万円 | 約399万円 |
※賃金構造基本統計調査における「きまって支給する現金給与額×12か月+年間賞与その他特別給与額」で算出
(参照:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」)
6.看護師からケアマネージャーにキャリアチェンジする2つのメリット
看護師からケアマネージャーにキャリアチェンジすることにより、月収・年収は下がる可能性はあります。しかし、看護師からケアマネージャーに転職することで得られるメリットもいくつか存在します。
ここでは、看護師からケアマネージャーにキャリアチェンジする主なメリットを2つ紹介します。ケアマネージャーに転職する魅力を理解した上で、今後のキャリアについて考えてみましょう。
6-1.体力的負担が少なくなる
立ち仕事や施設内での移動や、患者・利用者へのケアといった業務を担う一般的な看護師・介護士とは異なり、ケアマネージャーはデスクワークが中心となります。また、看護師や介護士のような夜勤はほとんどなく、残業も少ない傾向があると言われています。看護師や介護士の仕事よりも、体力的な負担を抑えることができるでしょう。
6-2.職場や働き方の選択肢が増える
ケアマネージャーが活躍できる場所には、居宅介護支援事業所や地域包括支援センター、介護老人福祉施設、特別養護老人ホーム、医療機関など多岐にわたります。就職する施設によって働き方がそれぞれ異なるため、看護師よりも働き方の選択肢が増え、自由度も高まるでしょう。自分に合った職場・働き方を選べる可能性も高いと考えられます。
7.ケアマネージャーからのキャリアアップは?
看護師からケアマネージャーへのキャリアチェンジを考えている人の中には、ケアマネージャーとしてどのようにキャリアアップしていけるのか気になっている人もいるでしょう。ケアマネージャーの主なキャリアアップの道筋として、ケアマネージャーの上級資格である「主任ケアマネージャー」を目指すことが挙げられます。
主任ケアマネージャーとは、ケアマネージャーとしての業務に加えて、地域包括ケアシステムの構築に向けた地域づくりや他のケアマネージャーへの指導といった役割をもつ職種のことです。主任ケアマネージャーになるためには、「ケアマネージャーとして通算5年以上の実績がある」「主任ケアマネージャーに準ずる業務に従事してきた」といった条件を満たした上で、主任介護支援専門員研修を受講し、すべての課程を修了する必要があります。
主任ケアマネージャーは一般のケアマネージャーよりも業務量や責任の範囲が大きくなる傾向がありますが、「就職や転職の際に優遇される」「収入アップがのぞめる」などのメリットもあります。ケアマネージャーとしての実績をつくっていく中で、主任ケアマネージャーを目指すキャリアパスを検討してみましょう。
8.まとめ:看護師×ケアマネージャーは検討すべき有力な選択肢の1つ
ケアマネージャーは介護業界において「ケアプランの作成」「要介護者・要支援者や関係各所との調整」など重要な役割を果たしており、少子高齢化が進む現代においては一層重要な職種であるといえます。
特に看護師資格をもつケアマネージャーは医療・看護の知識やスキル、経験をもつため、就職先には困らないでしょう。需要が非常に高いため、今後は待遇がより向上することが考えられます。「看護師として働くことが心身ともにつらい」「夜勤や残業が少ない職業に転職したい」「介護分野にも興味がある」といった理由で看護師からのキャリアチェンジを考えている場合は、看護師資格を有効に活用できるケアマネージャーへの転職は有力な選択肢の1つです。看護師からの転職・キャリアチェンジを考えている人は、ケアマネージャーへのキャリアチェンジを検討してみましょう。
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