看護師が転職先を自分で探す代表的な方法と落としがちな注意点3選
転職先を自分で探そうと思った場合、皆さんはどのような方法を思い浮かぶでしょうか?
「友人に紹介してもらおう」
「紹介会社にお願いしよう」
「ハローワークに登録してみよう」
自分で探す場合の代表的な方法は以下の3つになります。
・友人の紹介
・希望就業先への直接応募
・ハローワークでの検索
但しこれらの方法は看護師として、明確に自分で希望がある方に有効で、質を求めたい方にオススメな方法になります。仲のいい同期と働きたい、○○のスペシャリストになりたい、重症の症例が沢山看たいなどの希望がある方には適した方法になります。
ハローワークに関しては職業訓練受講給付金がほしい方や地方で求人を探している方に適していますので、この記事を参考にしてみて下さい。自分で転職先を探すのもいいですが、並行して紹介会社への登録も行うと、効率的になるのでオススメします。
目次
1 看護師が転職先を自分で探す3つの方法
看護師が転職先を自分で探す場合には主に3つの方法が選択肢に挙がります。
・友人の紹介
・希望就業先への直接応募
・ハローワークでの検索
特に友人の紹介は内情も知れて自身の要望に叶う職場であったり、準備金なども用意されることが多いので最もオススメな選択肢になります。
1-1 友人の紹介
著者が自分で探す場合、1番オススメできる方法が友人の紹介になります。看護師の多くは人間関係を大事にします。その際に重要なのがリアルな情報になります。
内情を良く知っている友人からの情報は最も信ぴょう性も高く、皆さんの現在の就業先の問題点を解決できるケースがほとんどです。
友人であれば知りたい情報を細かく聞くことができるので、ストレスなく選択することも可能です。
また多くの病院や施設、訪問看護ステーションでは社内紹介制度で、準備金などをくれることも多いので、あまり多く知られていませんがメリットが大きいです。
これは紹介会社からの応募と比べると採用コストが下がるため、還元され、場所によっては紹介者にもメリットがあるためWin-Winな状況です。自分で探したいと思ったら、まずは友人に相談することを強くオススメします。
1-2 希望就業先への直接応募
希望の就業先があれば直接応募が最も採用率が高い方法です。紹介会社経由での採用は実は、看護師は無料ですが、採用側は100万円以上の手数料を支払っているケースが多いです。
そのため、直接応募であればその分のコストがかからないこともあり、採用基準が低くなるためです。また採用する側としても、直接応募ということで、自社の理解をしたままの応募となり、心情的にも有利に働きます。
また直接応募することで、自身の要望も伝えやすく、希望する日程で面接や見学ができたり、就業先も直接熱意をもって伝えることができます。希望の就業先があれば直接応募をすることは有効的な手段になります。
1-3 ハローワークで検索
大都市圏では効果は少ないですが、地方ではハローワークは登録先も多く有効的な手段になります。
掲載が無料なため採用資金に余裕がない医療機関や施設なども求人掲載されるため、重宝される方法です、大都市圏では紹介会社に頼る場所も多かったり、更新されないケースもあるため、必ずしも効果的ではありません。
ハローワークの最大のメリットは職業訓練受講給付金を得ることです。
転職まで少し休みたかったり、勉強したい方には猶予の期間を得られるのが魅力の一つになります。
ハローワークは平日17:00までが基本となっているので、就業しながらの転職活動には適していないので注意は必要になります。
2 看護師が自分で転職先を探す際の注意点
看護師が自分で転職先を探す際には注意点があります。それは以下の3つになります。
・明確な転職理由を見つけておくこと
・自分の希望をまとめておくこと
・履歴書の書き方の復習
極端に言えばこれがなければ自分で探さずに紹介会社などを頼る方が簡単に見つかりますので、自身の希望する転職先を見つけるためにも注意点を理解するようにしましょう。
2-1 明確な転職理由を見つけておくこと
自分で転職する場合情報収集を自身で行うため、検索できる範囲がどうしても狭くなります。そのため「何のための転職か?」「転職先に求めることが何になるのか?」を決めておくようにしましょう。
特に人間関係の問題を解決したい場合には「上司に何を求めるのか?」「転職先の理念はどのようになるのか?」など確認したいことをまとめることも有効的です。
転職理由をまとめることにより、自分で探す方法も見つけることができるので、ここは明確にしましょう。
2-2 自分の希望をまとめておくこと
看護師として何を学びたいのか、どんな看護師になりたいかまとめることも重要です。特に病院なのか、訪問看護ステーションなのか、施設なのかを選択する上でも重要になります。
もし迷ってしまうようでしたら「 看護師のキャリアアップ総まとめ!絶対に理想の看護師になろう!」の記事を参考にして見つめなおしましょう。
意外かもしれませんが、それ以外に年収いくらくらいほしいのか、年間休日どのくらいほしいかの希望もまとめておくと自身で求人票を見た際に願いが叶いやすくなります。
2-3 履歴書の書き方の復習
転職をする際に意外と頭を悩ませるのが履歴書を書くことです。特に初めての転職の場合、学校で教わって作成している看護師が多いため、自身で初めて書くことになります。
履歴書に関しては「これから履歴書を書こうとしている看護師必見!抑えておくべき正しい履歴書の書き方」に詳しく書き方が記載ありますので安心してください。これをみながら記載すれば間違いないでしょう。
3 紹介会社を併せて使おう!利用する3つのメリット
ここまで自分で転職先を探す方法や注意点を説明してきましたが、正直無料で使える紹介会社を使わない手はありません。
準備金を狙っていたり、職業訓練受講給付金が目当てでない限りは併用することを強くオススメします。
紹介会社を併用することで、情報が多く集められ効率はUPします。特に初めての転職であればネットなどで得にくい情報も手に入れられるので、是非検討してみて下さい。
3-1 【メリット①】時間効率が図れる
紹介者の最大のメリットは時間効率が図れることです。
仕事をしながら、転職活動は大変です。検索にも時間がかかるので、働きやすい転職先を効率的に見つけるには紹介者の活用はマストと言えます。30分程度の電話で多くの情報を得やすいのは紹介会社を活用するメリットと言えます。
3⁻2 【メリット②】自分で探す以上の紹介先が見つかる
紹介会社はインターネットやホームページ以上の情報を持っていることは少なくありません。なぜなら、紹介先に看護師を紹介した経験が多いため、看護師からの情報をまんべんなく得ていることが多いためです。
客観的にみることができているので、求職者のニーズにあった情報を提供してくれます。また希望にあった就業先を複数紹介してくれるので、選択の幅は広がります。悩みやすい方も、その旨を伝えておけばあなたにあった紹介先を伝えてくれます。
3₋3 【メリット③】スケジュール管理や聞きにくい確認もできる
転職活動ではスケジュール管理も重要になります。転職先の希望時間なども聞いていると意外と調整が必要になります。
これらは紹介会社にお願いすると行ってくれるので複数の希望があればメリットは大きいです。
給与や休みなどを聞きにくい看護師は、紹介会社に代わりに聞いてもらえるは、非常に重宝されやすいです。
4 まとめ:転職は自分で探すと質は上がる
看護師が自分で転職探す場合は3つの方法が代表的です。
・友人の紹介
・希望就業先への直接応募
・ハローワークでの検索
ご自身で情報収集を行うので、必要な情報が揃ったり、伝手なども使うので質は大きく上がります。ただ「明確な転職理由」「自分の希望」「履歴書の書き方の復習」が出来ていなければ自分だけで探すのはハードルが上がります。ただそんな時は紹介会社の併用をすることで解消するので、自分に合った転職の探し方を見つけてみて下さい。
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